エステサロンの脱毛は ‘脱毛’ ではない…とは、どういう意味?
脱毛(毛乳頭を破壊する行為)は医療行為なので、厳密には「減毛」と表現します
一般的に浸透している「脱毛」という言葉ですが、厳密な意味は毛乳頭を破壊する行為。医師免許が必要です(医師の監督下で看護師が脱毛を行うケースも合法)。
そのため、エステサロンのは摘発を避けるため、「減毛(毛乳頭を破壊せず、再生力がある)」という表現を使用することを徹底しているのです。
(摘発される可能性なんて…怖い!)と思われますが、日本の法律で脱毛に関する整備が整っていない背景があり(管轄は厚生労働省)、また、リーズナブルに減毛したい女性の需要も増えてきている背景もあります。
エステサロン自身の売り上げ向上もなきにしろあらずですが、美を追求する女性の声にも応え‘エステサロンの施術は脱毛ではなく減毛’というカタチになっているのです。
やけどなどトラブルがあった際は即摘発、サロンは最善の注意が払い施術しています。
ただし無名のサロン、団体に加入していない個人店は個人的にお勧めできません。
違法行為は主に非加盟の店で行われていることが少なくないからです。
脱毛で毛が薄くなる効果、個人差って聞くけど…差がつく要因はなに?
毛の生えかわる周期が1番の理由。また抜く自己処理もNG!
脱毛に有効なのは、成長期の毛。この毛のサイクルに個人差があります。
極論、1人1人の毛のサイクルを理解し、脱毛の間隔、回数を決めれば効率的に減毛できますが現代医療でも解明できない未知の領域。
ぶっちゃけ、1年経ったら休んでいる毛も出てくるだろう…と、どんぶり勘定的な考えなのです(脱毛で有名な皮膚科では、18カ月以上で再生される毛はほとんどないという見解)。
そのためこれまでの経験、マシンの性能、脱毛する箇所に応じ、各サロンで脱毛間隔と回数を設定しています。
また肌が弱く敏感肌のかた、痛みを感じるかたは、マシンの威力を弱めに設定することが多く、回数が必要になってきます。
また自己処理で抜いていたケースでは毛穴が変形していて、十分な脱毛効果がでないことも少なくありません。
脱毛がはじめての方は以下の記事を参考にしてみてください。